私たち箕面7団がよく利用する山辺キャンプ場の南に城山という山があります。
南北に頂のあるツインピークスの山です。標高は三角点のある南頂428.1mと北頂433mです。
山頂には城跡があるということなので興味津々です。
山辺キャンプ場から山頂までは遊歩道も整備されていますので40分程度で登れます。
遊歩道へは林道を東に進むこと10分の峠から南に取ってつけたような小道がありそれを進んでいきます。
峠(北関の峠)です 写真の右手の赤いマーキングを目印に林道から山路に入りました。
山路を少し進むと右手に登ってくださいというように遊歩道が現れます。
土塁?空堀 堀切土橋 東出曲輪 土橋と続き 遊歩道を進むこと約30分で4等三角点のある三の丸跡と二の丸跡の間の谷間(郭)そして山頂に到着です。この山は登る山としては無名ですが城跡としては知名度が高く情報も多いようです。山頂には山城の跡が残っています。
周囲には曲輪と見られる跡があり、どこも切り立った壁で登ってきた遊歩道以外道らしき跡も見当たりませんでした。
下山は三角点から南へライスセンター辺りにまっすぐ降りることにしました。
山頂から少し降りたところです。
急峻ですが、最初の標高で50mをおりれば緩斜面になり、45分でライスセンター北へ降り切りました。
もう一つの下山ルートは二の丸跡と三の丸跡の中間点からの西南西に斜面を降りるルートです。降りてみると谷筋が崩れた感じですが、かつては路が有ったようにも感じました。
南の頂には三の丸跡 北の頂には本丸跡 その間に二の丸跡 郭 北の頂の本丸跡を囲むように帯曲輪があります。帯曲輪から下は切崖です。資料によると二つの峰の間の郭から蛇行した路を南西にとると大手に行くとありましたが、そのような跡は見つかりませんでした。
古跡探索の素養が無いので見つけられなかったかもというところですね。
月峰寺コース
月峰寺から中腹の城山台(造成住宅地)を経て南尾根を直登し、山頂へ。
住宅地最上部の家屋を左へ続く路を進み、登れそうな間隔を見つけて高度を稼ぐ。
登るにつけ勾配は急になり大きな露岩が点々と見られる。
それにめげずに登ると山頂三角点へ。
山頂からは北尾根を下り(境界杭が点々とあり)、砂防ダム湖へ。ダム湖を川上に道を取り渡れるところを見つけ対岸のライフル射撃場跡へ上る。
(能勢富士 城山 HP参考)
私たちが実際に上り下りしたコース以外にもルートがありそうです。文中にも示しましたが、この山は登る山としては無名ですが城跡としては知名度が高く情報も多いようです。山としてよりも城跡を探索するという姿勢で下調べを十分にして登ると新しい発見があるかもという所です。お薦めします。
山容と地図をお示しします。 地図上の紫の実線は実際に歩いたルートです。破線は今後歩いてみたいルートです。